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  1. おへそのツボ

おへそのツボ

5月末はとっても暑くて、6月に入って寒くなり、なんとなく調子がイマイチという方が増えています。

今月のツボは「おへそ」。おへそは触っちゃいけないと教えられましたが、それは効果がありすぎから。素人判断での刺激は腹痛などが起きやすい場所だから。

正しい知識をもって適切に温めると効果テキメン。全身のケアにつながります

【由来】

*神闕「しんけつ」というつぼ

*「神」は計り知れない変化という意。効果のある重要なツボ。まだお母さんのおなか中にいた時に、お母さんとつながり、血液を通して栄養やエネルギーをもらっていたところです。

*「闕」とは宮殿にある門のこと。同じような「門」の中でもより「闕」は位くらいが高いものとして捉えられます。

*母体から来る元神(生命維持の元になるもの)が通る門であるという意味。

 【効能】

*神闕はエネルギーをとられやすいツボです。

*おなかがチャポチャポしたり、おなかをさわって冷たく感じる

*胃腸の調子を整える、泌尿器、婦人科の治療(不妊治療)、冷え全般。

*虚弱体質の改善に昔から使われていた。

【やり方】

*鍼ができない禁鍼穴。お灸で温める。

*塩・味噌・ショウガやニンニクのスライスをおへそにのせて、上から艾で温める治療法。毎日100

*専用の道具も。箱灸。レンジであたためるお饅頭のような道具も。

 カイロ、ドライヤー、砂袋など代用

【セットでおすすめ】

 ①腰の「命門」~腕をまっすぐ体側につけて両ひじの部分を結んだ線上の背骨の部分。

 ②足の「太谿」~内側のくるぶしとアキレス腱の間のへこみの部分

 

なごみ鍼灸院 6月マンスリーイベント

「古布の洋服展」

 

 

鍼灸で深呼吸

毎月第3木曜日7時台に放送中

次回放送日は7月18日です。

講師:北井なごみさん(鍼灸師)