爪は健康のバロメーター。爪の状態によって、身体のいろいろなサインが現れています。

爪の成分は、髪の毛と同じく、たんぱく質でできています。

ぱさぱさでつやのない髪の毛と同じように、爪の状態が悪いことは、隅々まで身体のエネルギーが行き渡っていないということになります。

 

◎ピンク色で、つやのある状態

◎２枚爪、割れやすい、薄い、弱い、反っている(スプーン爪）ーー貧血気味かも

◎白く濁るーー水虫かも

◎縦線――老化現象、血行不良

◎横線――体調不良、ストレス（爪の成長が一時的に滞ったかも）

◎黒いーー皮膚がんの可能性

◎指のけがなどがきっかけで、よい爪が生えなくなってしまうこともあります。（お灸が良い）

 

　　

爪モミ健康法！――

全部の指を刺激することで、全身の免疫力アップにつながります。自律神経のバランスを整える効果もあります。

やり方―爪の生え際の角を、反対側の親指と人差し指で挟んで１０秒押します。

ちょっと痛いくらいがコツ。爪をたてたらだめ。足の指も一緒にもむと効果的。

指によって効果の特徴があるので、自分の気になる症状のつぼを多めに押す。

 

●親指    ぜんそく、せきなどの呼吸器系

●人差し指　十二指腸潰瘍、胃潰瘍などの消化器系

●中指    難聴、耳鳴りなどの耳の症状

●薬指    交感神経を刺激するので、眠気覚ましに。

●小指    不眠、肩こり、自律神経失調症、循環器系

~鍼灸で深呼吸~

毎月第３木曜日に放送中

次回放送日は１２月１７日です。

講師：北井なごみさん（鍼灸師）