2020.08.23
ICTと働き方改革
各業界で人手不足が叫ばれています。
このままの状況が続くと、今まで通りの仕事量や仕事の質が確保できず、私たち一人一人受けられるサービスのレベルが低下します。
これを建設業に当てはめると、橋が壊れたまま、家や建物がなかなか完成しない等の恐れが出てきます。
このような事態を避ける手段の一つとして、ICTの活用が有効とされています。
その入り口として、ドローンを使った測量や、VRを用いた安全訓練。ペーパーだった図面は、スマホやタブレットにデータを入れ、クラウドからダウンロードして持ち歩くようになっています。
また、最新の映像技術導入により、現場に行かずに現地を確認し、業務指示をする遠隔臨場が可能になり、移動時間の短縮や移動での事故リスクの軽減に繋がります
このように作業の効率化によって、帰宅時間が早まったり、今後週休二日制が可能になります。
実際に小針土建の現場では、作業日数が通常施行と比べて18%短縮できたと報告書が提出されました。
今後の建設業界は、デジタル技術などを駆使し、新3K(給料・休暇・希望)を合言葉に、若者や女性、そして高齢者もそれぞれが力を発揮できる場所に変わりつつあります。
仕事人が行く!みち最前線!
【出演】
瀧場慎一さん(小針土建㈱執行役員総務部長)
林聖次さん(小針土建㈱土木本部長工事部長)
~提供~
㈱上田組、尾田建設㈱、小針土建㈱、三友舗道㈱、山洋建設㈱、釧根開発㈱、高玉建設興業㈱、寺井建設㈱、中村興業㈱、㈱別海