2020.10.15
腸活のツボ!
みなさま、毎日のお通じいかがですか?健康のバロメーター!
腸は、私たちの体、心を操る臓器として、“体の陰の支配者”とも呼ばれています。
~免疫機能~
病原菌やウイルスを排除する免疫細胞は、実は6割以上が腸にあります。
ストレスや自律神経の乱れで腸の働きが悪くなると、カゼや感染症にかかりやすくなったりします。
また、セロトニンやドーパミンなど、幸福ホルモンと呼ばれる神経伝達物質を合成するのも腸。特に睡眠ホルモンに深く関係するセロトニンは、95%が腸で作られています。腸の働きが悪いと、うつになりやすくなってしまうかも。
【ツボ 】
●大腸兪―ベルトを止める高さで、背骨から指2本分外側の左右
東洋医学的には大腸の力を「補う」効果がある
自分で押す場合はテニスボールなどを置いた上に仰向けになって、自重をかけて押す。
●天枢―おへそから指3本分外側の左右。
おへそ周りを右から左に軽くゆっくりマッサージしてもよい。押しすぎない。指を開きウエストの両脇にあててもみほぐす。
お腹が冷えていないか、自分の手で毎朝チェックしましょう。冷えていたらハラマキやカイロ。
●合谷―親指の付け根の骨と人差し指の付け根の骨の真ん中に位置。
大腸に働きかけるほか、ストレスを解消したり、自律神経を整えたりする
反対側に親指と人差し指で挟み込んでもむ。
~鍼灸で深呼吸~
毎月第3木曜日に放送中
次回放送日は11月19日です。
講師:北井なごみさん(鍼灸師)