2020.12.07
2020年総括
1.コロナについて
2020年。年明けから、中国で新型ウイルスによる病気が発生していると情報があり1月下旬には、中国では感染者9000人、死者も200人が。このころからWHO世界保健機構が国際的な緊急事態だと宣言。2月の中ぐらいには世界中に広がり、国内でも発症が相次いでいました。
中標津町は2月21日に第1回の対策会議を開催、病院での面会規制、学校での対応協議をし、学校は2月27日から休業体制に。さらには図書館もプールも閉鎖。通常休みになったら喜びますが、今回は子供たちもつらい日々でした。
そして企業活動にも、影響が出始めました。中標津町は国や北海道の対策と合わせて、職員の動きが良く、とても早い対策ができ、4月段階で1度、5月に2回目、6月7月11月と都合6回ほど対策補正しました。
対策費は、個人給付金を入れずに4億円を超え、他にも企業向けの支援金もありました。
同じ時期、町内の有志の皆さんが、町の対策を応援する会というのを立ち上げで寄付を募ってくれ、結果として1500万円になりました。この場を借りて厚くお礼いたします。
また、次亜塩素酸水の配布もありました。効果の有無で、少しざわつきましたが、無事、町内会を通じて配布、その後は中標津青年会議所の皆さんにお世話にもなりました。中標津町は住民の結束力が強いと感じた瞬間でした。ありがとうございました。
飛行機が減便になったのもこのころでした。
予約は入るのですが、いつの間にかキャンセルという状況になり、日中1便になりそうになったことも。
中標津では、朝夕は特に出張医が使用していたため、医療体制を維持するには欠かせません。そこで全日空の釧路支店長にお願いして、支社・本社と掛け合っていただき、朝夕の2便体制にしてもらいました。
乗る人は決して多くないけれど、地域の事情を理解しての配慮。こちらも感謝ばかりです。
様々な場面でいろんな人にお世話になってる。コロナに関しては、そのことを忘れてはいけません。
2.町立病院の経営改善について。
全道にも関心が高い中標津病院の経営改革。
大学で病院専門の研究してる教授にコンサルに入ってもらい、プロジェクトチームを作り対策中です。病棟を再編したり、看護師手当ての新設をしています。
すでに成果は出てはじめ、現時点で入院患者数増えました。また国にお願いして、公立の小さな基幹病院に対しての支援が新しくできました。
ですが、まだまた道半ばで始まったばかり。看護師不足、常勤医師も決して多くない中、やるべきことは沢山あります。中標津病院を利用するすべての皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
3.外国人日本語学校。
旧若竹小学校を利用して開校する岩谷学園さん。初年度は50人が入学予定です
いろんな交流を想定しています。各種イベント等に参加してもらい、文化交流してもらうことを楽しみにしています。
ここで、皆様にお願いがあります。
誘致の会が留学生のために、自転車の寄付をお願いしています。
留学生は車の免許がないので、町の中の移動に自転車をプレゼントしようとしています。
皆さんご自宅で眠っている大人用の自転車がありましたら、ご寄付ください。
寄付を希望される方は中標津町役場、経済振興課へ連絡をお願いします。
また、留学生は日本語覚えるだけではなく、専門知識を習得しなければ日本での就職はできません。そこで今後、この地域で、専門学校を作ろうという話を進めてます。
日本人も入れる普通の専門学校です。根室管内は専門学校ない地域なので、学校ができれば町の未来は大きく変わっていきます。
4.「住みやすさNO1のまち」
西村町政のキャッチフレーズ。
その言葉の意味を紐解くと、広域圏をどう意識するかという課題もあります。
町の第6期総合発展計画は「集まる町、つながる町、広がる町」
集まる、つながるがまちを大きくし、さらに広がる、そのことが町の発展になるます。自分所のまちづくりと合わせて圏域をどう安定かつ発展させるかというのも大きな課題です。
いろんな事柄を結び付けて、周りも含めてWIN・WINに。
「ほどよく田舎、ほどよく都会。住みやすさNO1 中標津!」