2021.03.18
春は目のつぼ ~養生シリーズ第4弾~
◎春は動物が冬眠から目覚めて、緑が芽吹く季節。
人間の身体も冬の間、うちにしまってあった生命力を外に向けて徐々に活動させる季節。
この時期に体調を崩しやすい方は、もともとエネルギー不足気味だったり、
冬の間にたまった老廃物がうまく排出できず、活発化しようとしても体や心がついていかないことも。
進学や転勤、引っ越しなどの変化に時期に重なってストレス過多に。
肌荒れ、湿疹、ホルモンバランスのくずれ、イライラ、おちこむなどの自律神経の症状、
花粉症や鼻炎、アレルギー症状がでやすくなります。
①攅竹(さんちく) まゆ毛の鼻側のはし
攅(さん)は、「集まる」という意味。竹(ちく)とは、「竹杖(ちくじょう)」のこと。
”目の不自由な人”をたすける杖のようなイメージです。
親指と人差し指でつまんだり、机に肘をついて人差し指でツボを押さえ、体重をかける
➁瞳子髎(どうしりょう)目尻の少し外側、骨の際
机に頬杖をついて、中指の腹をツボに当て、目を横にひっぱって、上に押し上げる。数回繰り返す。
リフトアップ、しわ取りにも!
③承泣(しょうきゅう) 鏡をまっすぐ見たとき、黒目の真下。骨のきわ。
涙を受け止める場所、という意味。
頬杖をついて、中指をあて、下に向かって押し下げる。
目が疲れていると痛みがつよい。