2022.11.09
知って得する国道情報 ~ 除雪機械
北海道開発局では、管理する国道延長約6.800kmを1.080台の除雪車で除雪行っています。
そのうち、釧路開発建設部管内では国道延長約 893kmを97台の除雪車で除雪を行い、中標津道路事務所管内では国道延長約210kmを24台の除雪車で除雪を行っています。
除雪車といっても様々な種類があり、中標津道路事務所管内で作業している除雪車の種類は、「除雪トラック」「ロータリ除雪車」「除雪ドーザ」があり、降雪状況、路面状況に応じ、適した車両を使い分けています。
また、近いうちに中標津道路事務所の知床峠を除雪するため、最新型の除雪機械が配置される予定となっております。
この除雪機械は、北海道開発局が進めている「i-snow」という施策から開発された機械で除雪現場の省力化や安全性の向上のため、3DデータやGPSを活用し操作の自動化を図ったロータリ除雪車です。
除雪に関するお願いです。
1つ目、車道への雪出しは、車の通行の妨げになり大変危険です。絶対にやめましょう。
2つ目、路上駐車の禁止です。路上に1台でも放置車があると、その箇所の除雪が出来なくなります。そのため車両走行の支障となり、交通渋滞の原因にもなります。
3つ目、交通の少なくなった夜間、あるいは早期の除雪・排雪をすることがありますのでご理解をお願いします。
4つ目、道路に出るまでの間口の確保は、各家庭で除雪していただくようお願いいたします。
また、降雪や路面凍結によるスリップ事故の多発が懸念されますので、安全運転への心がけもお願いします。
【出演】
富田 旭
(北海道開発局釧路開発建設部 中標津道路事務所 工務課 事業専門官)
髙橋 大輔
(北海道開発局釧路開発建設部 中標津道路事務所 工務課 機電係長)
【提供】