2024.09.25
仕事人が行く!みち最前線 ~ 冬への備えが始まっています。
道路維持は、夏場と冬場では大きく変わります。
秋の作業として、導水マスの清掃があります。
歩道の縁石を赤く塗り、電柱からの距離を測ったりして記録を付けています。この作業はとても重要で、最悪の場合は、日勝峠の崩壊などのような大災害を招く要因になる場合があります。
さらにデリネーターの設置。
冬場になると、路肩を道の境目がわからなくなりますのでデリネーターは重要です。
車のヘッドライトの光を利用した「反射式」と、電源を使用した「発光式」などもあります。 最近、道路維持作業の中で、照明の設置作業というのが多くはいってきていますが、それも冬場に備えた作業です。高所作業車を用いての冬場の矢羽根の点検作業なども行います。
その他、防雪柵の設置。
地吹雪防止の為に、設置していています。
釧根開発が担当している区間には、全長で約13キロメートルの防雪柵があります。
また、夏場に草刈りに使用している草刈車は、前方についている装置を交換して草刈車からロータリー除雪車に換装して除雪に使用します。他の除雪車の点検整備など作業は多岐にわたります。
【出演】
南 康彦
(釧根開発㈱ 常務取締役)
【提供】
三友舗道㈱
山洋建設㈱
釧根開発㈱
㈱別海