2025.01.08
知って得する国道情報 ~ 釧路管内のサイクルツーリズム
釧路管内には、北海道のサイクルツーリズム推進のモデルルートである「阿寒・摩周・釧路湿原ルート」があります。
「雄大なふたつの国立公園(阿寒摩周国立公園・釧路湿原国立公園)を感じるサイクルロード」をキャッチフレーズに「たんちょう釧路空港」を起点として北は美幌峠を廻って、「たんちょう釧路空港」に戻る全長308kmのルートです。
このコースは、たんちょう釧路空港をスタートして阿寒摩周国立公園と釧路湿原国立公園を走る
ルートで摩周湖や美幌峠の絶景や釧路湿原を見ながら走行できるコースです。
休憩ポイントではその地域のグルメが食べられるなど、楽しみや魅力満載のルートになっています。
他にも地域ルートとして、釧路空港から釧路市内を巡るコースや弟子屈の摩周湖と屈斜路湖の湖畔を走るコース、色んな景色や様々な動物に出会える魅力のあるコースとなっています。
去年は、ぐるっと中標津ライドのコースも走り開陽台に上るのが大変でしたが、途中の景色が良くて、ソフトクリームの沢山食べられて、とても楽しいイベントでした。
釧路開発建設部は、地域の方々と一緒に地域の魅力あるポイントの洗い出しや地域ルート案の作成などのお手伝いをしています。
おすすめのコースは釧路湿原道路を通って、大楽毛から白糠の恋問館まで行くコースです。
街中の交通量が多いところは避けて、気楽に走ることができるコースで大自然を味わいたい方におすすめです。
また、鶴居村の地域ルートの試走会を実施。
釧路サイクルツーリズム協議会の皆さんと自転車で走り、そのコースの良さや改善点を意見交換し、最終的には地域ルートとして登録することを目的に開催しました。
ちなみに地域ルートは、「阿寒・摩周・釧路湿原ルート」に接続する各地域でお勧めのコースになります。
現在は、釧路市、弟子屈町のコースがあり、今年度に新たに鶴居村での地域ルート登録を目指しています。
鶴居村の地域ルート
一つ目は、釧路空港から鶴居村のホテルTAITOまでコースです。釧路空港から阿寒自動車道を走り、釧路展望台を越えて、鶴居村に向かうコースで、距離は34.3kmで少しアップダウンがありますが、車も少なく、とても走りやすいコースです。
二つ目は、鶴居村のホテルTAITOさんから鶴居村の東側を走るコースで、距離は50.3kmでこちらも少しアップダウンがありますが、とても走りやすいコースになっています。
この地域には魅力的なコースが沢山ありますので、地域の方々と一緒に魅力なコースの作成を考えて、沢山試走会ができればいいなと考えています。
サイクルツーリズム協議会では、基幹ルートと地域ルートが分かるサイクルマップを作成しております。完成したら、配布されて貰いますので、皆さんに手に取って貰って、サイクリングを楽しんで欲しいと思います。
基幹ルートや地域ルート以外にも、釧路・根室地域には沢山楽しいコースがありますので、気軽な気持ちで走ってみてください。
【出演】
加藤 雄星
(北海道開発局釧路開発建設部 道路計画課)
【提供】