Program blog 番組ブログ

  1. ランナーのツボ

ランナーのツボ

「鍼灸で深呼吸」講師は鍼灸師の北井なごみさん

今日は春分の日!雪解けが進んで、季節の変わり目を迎えています

寒さでこわばった身体が緩み、自律神経の乱れやすい時期でもあります

そんな時期におすすめなのが「走ること」

走ることが脳に与える効果は絶大!毎年春に気分が落ち込む方には特におすすめ。

 ①しあわせホルモン「セロトニン」~気分を安定させる効果あり

 ②やる気ホルモン「ドーパミン」~モチベーションがアップします

~ランナーのツボ~

 ①ウオーミングアップのつぼ~三陰交

 位置・・・内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところ

 効果・・・カラダ全体の緊張をほぐし、固まった筋肉をめざめさせます。骨盤のゆがみをととのえ腰、股関節回りの可動域をひろげます。

 刺激の仕方~温めたほうが良いので、走る1~2時間前にカイロを貼っておいたり、ドライヤーの温風をかけておくとよいです

お灸にはツボを温熱であたため、「血」のめぐりをよくし、カラダのバランスをととのえるすぐれたストレッチ効果があります。ランニングに使われる筋肉は日常生活の中ではあまり使われないものもあり、運動しても筋肉にスイッチが入るまでに時間がかかります。お灸で足の三陰交のツボをあたためるとランニングに必要な筋肉が効率よくめざめ、短時間で筋肉を走るためのベストな状態に仕上げます。冬場のランニングのお悩みであるカラダの冷えも防ぎます。

 

②アフターケアのつぼ~陽陵泉

 位置・・・ひざの外側下にある骨のでっぱりのすぐ下のへこみ

 効果・・・ランニングという反復運動のくり返しによって筋肉にかかるストレスを解放する

 刺激の仕方・・・指で押さえながら、膝を動かすと効果的

 注意・・・フルマラソンやある程度の距離を走ったあとの筋肉や腱には小さな傷がたくさんでき、炎症をおこしています。ランニングのあとの足がほてっているときには、まずはすみやかに冷やしてください。

ほてった筋肉を冷やすことで血管を収縮させ、傷ついた筋肉に流れ込む血液量を押え、炎症を最小限にして回復を早めるためです。ストレッチだけで筋肉の疲労はなかなか回復できません。硬直した筋肉は血のめぐりが低下しているため、筋肉にたまった疲労物質や老廃物が回収できず、又新鮮な血液や栄養分が届かない状況です。お灸は温熱でツボをあたため、血のめぐりをよくすることで筋肉をほぐし疲労物質を回収し血液によって新鮮な酸素と栄養分を筋肉に届け、筋肉をリフレッシュします。

来月からは放送時間は変わります。

新年度からは、毎月第3木曜日7時台になります

次回放送日は4月18日(木)AM7時台です。