2019.07.18
逆子のツボ
7月だというのに寒くて、ストーブが欠かせない中標津。
妊婦さんにとっても、このお天気はとても辛い。
最近は逆子治療のため、鍼灸院に来る方が増えています。
腰痛にも効くツボをですので、老若男女問わず、試してください。
逆子の原因
1.物理的な要因・・・子宮の形や胎盤の位置
2.母親が冷えたり疲れたりして子宮の中の状態が硬くて冷たい、せまい。
2の場合は、お腹をゆるめて温めて、安静にすることで本来の位置に戻りやすい。
お灸は、母親の身体の状態を良くするお手伝いをする優しい療法です。
逆子は夏と冬に多いと言われています。
~夏場でもシャワーでなくてお風呂にゆっくり入る。
~足首、お腹周りは冷えないように洋服を重ねる。
~仕事や子育て、家事をがんばりすぎず、お腹が張ったら横になって休む。
ツボ
・三陰交・・・下肢の内側、くるぶしの頂点から指4本分位上です。骨の内側のへこみ
~冷えに良い、子宮内の血流を良くする。
・至陰・・・至陰は足の小指、爪の「つけ根」のキワ(外側)にあります
~背中、腰回りの血流を良くする
・陽池・・・手首をそらせたしわの上、小指側のくぼみ
~全身のめぐりを良くする
お灸をすると全身がポカポカして温かくなります。赤ちゃんが元気に動き始める。
胎児の体重が増える。おなかが張りにくくなる。腰痛や足のむくみ、足のつりが減るといった効果が確認されています。
また、三陰交は安産のツボなので、逆子が戻ったあとも続けましょう。
ですが、もどらなかったとき・・・自分を責めないでください
赤ちゃんにとって必要だったのかもしれません。逆子の原因は出産してからわかることもある。
お灸をして自分にも胎児にも良い影響があったことは確かなのです。
~鍼灸で深呼吸~
毎月第3木曜日7時台に放送中
次回放送日は8月15日です。
講師:北井なごみさん(鍼灸師)