2018.10.31
中標津町に緊急告知FMラジオ 20台寄贈
FMなかしべつ放送㈱(武田正幸社長)は10月30日中標津町役場を訪れ、開局10周年記念として、町に「緊急告知FMラジオ」20台(20万円相当)を寄贈しました。
緊急告知FMラジオは、待機状態にある受信機を自動起動し、緊急情報を伝えるシステムを搭載したラジオ。
全国25を超える市町村で9万台以上が普及しており、中標津町とFMはなでは、2008年開局当初からこのシステムを導入し、定期的に緊急割込み放送訓練を行っています。
また、2010年3月からは全国瞬時警報システムJ-アラート、L-アラートも導入。今までに、2017年8月に北朝鮮によるミサイル発射のJ-アラートで、このラジオが起動しています。
先日発生した、北海道胆振東部地震による大規模停電で、地域に密着した情報発信をするFMラジオの重要性が認知され、今回の寄贈が実現しました。
今後は、町の施設(児童館や保育所など)に配布を予定しています。
西村穣町長は、
「中標津町の一番の情報源は、FMはな。中標津町役場は、FMはなと防災協定を結んで、優先して災害情報を流します。ぜひ一家に一台、FMの聞けるラジオを置いてください。」と呼びかけています。