令和３年２月１５日０５時４１分　釧路地方気象台発表

 

釧路・根室地方では、１５日夜遅くから１６日にかけて、発達する低気圧の影響で非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。暴風や高波、高潮による低い土地の浸水に警戒してください。

 

＜気象概況＞　 　

１５日は低気圧が急速に発達しながら日本の南から三陸沖を北上し、１６日は更に発達しながらオホーツク海へ進む見込みです。北海道付近は、１６日から１７日にかけて強い冬型の気圧配置となるでしょう。

 

 

＜防災事項＞ 　

釧路・根室地方では、発達する低気圧の影響により、１５日夜遅くから１６日夕方にかけて、東のち南西の風が非常に強くなり、海は１５日夜遅くから１７日にかけて大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒してください。また、１６日未明から朝にかけて、高潮による低い土地の浸水に警戒してください。 　

 

釧路・根室地方では、１５日夕方から１６日明け方にかけて、低気圧の接近に伴い気温が上昇し、広い範囲でまとまった量の雨が降る見込みです。融雪による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、なだれに注意してください。 　

 

根室地方では、１５日夜遅くから１６日にかけて、流氷の動きが激しくなりますので注意してください。

 

 

＜風の予想＞

１６日にかけての最大風速（最大瞬間風速）　東のち南西の風

　釧路南西部・南東部、根室南部　海上　２８メートル（４０メートル）

　　　　　　　　　　　　　　　　陸上　２０メートル（３５メートル）

　根室北部・中部　　　　　　　　海上　２５メートル（３５メートル）

　　　　　　　　　　　　　　　　陸上　１５メートル（３０メートル）

　釧路北部・中部　　　　　　　　陸上　１５メートル（３０メートル）

 

 

＜波の予想＞

１６日にかけての波の高さ

　釧路南西部・南東部、根室南部　７メートル

　根室中部　　　　　　　　　　　３メートル

 

釧路南西部・南東部、根室南部では、１７日にかけて大しけが続く見込みです。

 

 

＜潮位の予想＞

１６日にかけての最高潮位

　根室地方　　　　標高　１．３メートル

　釧路南東部　　　標高　１．２メートル

　釧路南西部　　　標高　１．１メートル

 

ピークは１６日明け方

 

 

＜雨の予想＞

１５日６時から１６日６時までの２４時間降水量

　釧路・根室地方　７０ミリ

 

 

今後発表する防災気象情報などに留意してください。

次の「釧路・根室地方気象情報」は、１５日夕方に発表する予定です。