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  1. 中標津論 ~森林公園について

中標津論 ~森林公園について

 

【みわ】今日はどのようなお話でしょうか?

【町長】新年度の予算発表もありましたので、それに関する施策ですね。

【みわ】先月末に発表になりまた。広陵中学校の改修などが大きな事業とか。

【町長】そうですね、あれが一番ですね。

でも、今日はそれではなく少し地味なのですけど、わたくしの期待しているところをお話ししようと思います。

【みわ】あえて一番大きな事業ではないといいますと、なんでしようか。

【町長】森林公園のリニューアルですね。

行ったことあります?

【みわ】はい、もちろんです。キャンプ場に、パークゴルフ場、木工芸したり、バーベキューして遊具で遊んだりしてました。

【町長】ほー、結構楽しんでますねぇ。あのキャンプ場っていつできたか知ってます?

【みわ】雰囲気からすると昭和でしょうね。

【町長】匂いしますか、やはり。昭和50年代当初、ざっと45年前にできました。

当時はね、なかなかすばらしいキャンプ場でして、ロッジ、泊まれるロッジとか、そのうちにバーベキューハウスとかできまして、学校の利用なんかも多くありました。

キャンプファイヤーのできるキャンプ場なんて多くありませんでしたから。

【みわ】キャンプファイヤー、いいですねぇ。なんか子供たちにとっては夏の良い思い出ですね。1ページ。

【町長】そう、とてもよかった。

でもさすがに45年も過ぎると、あちこち古くなってるし、時代にも合わなくなってきて、リニューアルに手をかけよいかと思いました。

【みわ】もう予算ついてきれいになるんですか?

【町長】さすがにそういうわけにはいかない。計画作る期間も必要なので数年かかります。

でね、昔のキャンプと最近のキャンプの違いってどんなとこだと思います?

【みわ】まず、道具が違う。

昔は炊事場があってそこでマキ燃やして飯ごうでご飯炊いて、カレーライス作ってました。

今は、ガスコンロ使ってちょっと焼肉したり、クーラーから冷えた飲み物出して。

【町長】そう、道具。マキ燃やすってのがなんか正しいキャンプみたいでね。

みわさん、飯ごうでご飯炊ける?

【みわ】マキ燃やして? 【そう】

多分無理でしょう、固くなるか焦がしてしまう・・・。

【町長】そうだよねぇ、僕もやってたけど、今やれと言われても、面倒、あとで煤のついたナベ洗うのいやだもね。

【みわ】テントも違いますね。昔のは三角で黄色い。

今は、いろんな形があって、寝る場所のほかにタープやメッシュの虫よけできるのがある。

【町長】さすが知ってますねぇ昭和のキャンプをやった世代は。

【みわ】いえ、本で見ただけです。

【町長】こういうところで無理しなくてもいいから。そのほかには。

【みわ】お金持ってる人はキャンピングカーに乗ってますね。

【町長】そうですね。あれに乗って旅行してみたいですねぇ。2週間ぐらい、あてもなく。

【みわ】えーそんなにですか。飽きないんですか?

【町長】多分ね2週間全部は飽きると思う。飽きたらホテルに泊まってさ、レストラン行って食事するといい。そうすると2週間でも行けると思うよ。

【みわ】なるほど、キャンピングカーって人結構いますよね。交通センターの裏の駐車場によく止まってました。テレビもついてますし。

あの場所って、そういう使い方OKということ?。

【町長】なんとなくね、道の駅に行くとびっしり止まってたりする。

都会派の人たちは逆に街中の少し静かなところのほうが、居心地いいんだろうねきっと。

あえてキャンプ場じゃなくても。彼らはキャンピングカーを使う旅行者。きままに。

駐車場はキャンプサイトじゃないという見方もあるけどね、ああいう人たちもいる。

多様化してるんだよ。

家族だとやはりキャンプ場がいいとか。

それとキャンプも一人キャンプはやってるでしょ。

【みわ】バイクの方は一人キャンプしてましたけど。

でも今は一人でキャンプをしに行く。ヒロシがボッチキャンプとか言って。

前じゃ考えられませんでしたから。

【町長】そうですね、昔一人キャンプなんてしてたら、お前友達いないのかとか言われて。

【みわ】そう、でも今はそれもありと。一人で静かに焚火を見ながら、バーボン飲んで、ふけゆく夜を楽しむ。

【町長】バーボンはいいけど、焚火ダメなんですよ実は。

【みわ】えっ?どういうことになってるんですか、キャンプファイヤーできますよね。

【町長】キャンプファイヤーは決まった場所でいい、できる。でも焚火はしちゃいけないことになってまして。そういうところも含めていろいろリニューアルが必要だと。

【みわ】今は焚火する台があったり、防火シートがあったりしますよね。

家族でキャンプしても焚火禁止ですか。

【町長】現在はそうなってまして。そういうのも含めてリニューアルですね。

あと、グランピングって知ってる?

【みわ】さぁ、キャンピングとグラ何とかがくっついた言葉。

【町長】当たらずとも遠からず。グラマラス、魅惑的なという意味とキャンピングって造語で。まっ、平たく言うと手ぶらキャンプ。

【みわ】ということは道具なしキャンプ。

【町長】そういうことですね。

【みわ】楽しいんですか?

【町長】そこはそれ、商業的に楽しませるつくりになってる。

テント張ったりする作業もなし、飲み物セットもついてる。ご飯はバーベキューしたかったらセットしてくれるし、出前でもいいし、シェフが来る豪華版ももある。

終わったら全部片づけてくれる。

【みわ】屋外ホテルって感じですね。

【町長】そんなの想像してもらっていいと思います。

ネットで見ると、どこまでがホテルでどこからキャンプってのがよくわからないのも多いけど、ほぼ共通してるのは、屋外直結で隔離されてるところ。コテージで露天風呂とか。

【みわ】ということは利用したことないんですか。

【町長】残念ながら。でも羅臼町で取り組みを進めようとしてまして、見に行ったことあります。

【みわ】どうでしたか。

【町長】少し豪華なキャンプ。1泊1セット1万円だったかな。食事別。

あれはあれでありだと。

そういう要素もあってもいいかなと思うのですね。これからのキャンプ場には。

【みわ】なるほど、色々な意味でリニューアルが必要だということがわかります。

町長、昔はキャンプ好きだったんですよね。以前お話してました。

【町長】若いころは友達と車であちこち行きました。東北まで行きましたから。

楽しかったなぁ。

【みわ】いいですね、青春の思い出。

【町長】いまだに道具は全部そろってるというか持ってるというか。

なんか、手放せないんだよね。いつかまたやるぞってる

【みわ】お孫さんとキャンプしたらいいじゃないですか。喜びますよぉ。

【町長】そうだね。そういう楽しみのためにもとっておかなきゃならないねきっと。

テント張って、テーブル出して、肉焼いてあげて。

【みわ】孫のためのグランピングじゃないですか。

【町長】僕の場合はグランパキャンプで。