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  1. 中標津論 ~中標津空港について

中標津論 ~中標津空港について

≪文字起こし記事≫ 

【みわ】今日はどのようなお話でしょうか。

【町長】まずは空港のお話からしましょうか。

【みわ】そうですね、先日HACが就航すると発表になりました。札幌5便体制になるんですね。

【町長】そう、今ある千歳便3便の間に入るように丘珠便が2便増えます。

【みわ】すっごく便利になりますね。素晴らしい。

どういういきさつで丘珠便飛ぶようになったんですか。

【町長】いろいろあるのですが、HACが飛行機を増やすんですね、

で、お客さんが乗りそうな中標津へ飛ばそうと。

【みわ】なんで飛行機増やしたんですか。

【町長】会社の事情まではよく知りませんが、多分ですよ、丘珠空港が1500mから1800mに延長するって話あるじゃないですか、あれってね、今FDA、フジドリームエアって会社が名古屋と丘珠結んでるんですが、冬場飛んでないんです。

丘珠空港の将来的な活性化も含めて考えてるのかなと。今から。

【みわ】なるほど、あと医療の充実というのもポイントになっていたようですが。

【町長】そうですね、今回の就航に向けて医療パスポートというのをHACさんが用意してくれて、地域医療の応援をしてくれることになりました。根室管内って札幌からの出張医師多いんですよね。その費用負担を減らそうというの。

併せて、北海道や医師団体などの協力によりまして、実際に医師派遣まで実現したという素晴らしい内容です。

【みわ】医師不足の問題は大きな課題ですから、その解決策にも一役買っていると、本当に素晴らしい。併せて中標津空港利用者増えるといいですね。

【町長】そこがね、また大変なところでさ。

【みわ】何か課題でも。

【町長】札幌まで遠いから飛行機に乗るというのはあるのですが、黙っていると、今飛んでるANA便からスライドするだけになってしまう可能性もあるでしょ。

それではいけないのでありまして、当然、搭乗者数の大幅増となるようにしなくちゃならない。

【みわ】大丈夫じゃないんですか。

【町長】余裕かましていることはできないんですね。

もともと背景人口って、釧路や女満別ほど多くないし、背景人口に対する提供する飛行機の座席数というのがほかに比べ多くなる。

ほかの空港はJRがあったり、するので条件は違いますが、利用促進事業をしっかりやらないといけないわけですね。

【みわ】そうか、同じ乗客数であれば5便も必要なくなるということですね。

【町長】就航前から恐ろしいこと言わないでね。だから必死にやんなくちゃならないの。

【みわ】いつから飛ぶんでしたっけ。

【町長】10月29日

【みわ】乗るんですか。

【町長】初便に乗るかどうかはまだわからないけど、当然乗りますね。2社というか5便もあるので時間帯が細かく使えて便利になる。

【みわ】そっか、忙しい人には選択肢が増えていいってことですね。

【町長】そ、それって結構大切な要素ですね。

あと市内にあるからタクシー利用なども都合がいいしね。

【みわ】それだけじゃさすがに足らないんですね。どうやってお客さん増やすんですか。

【町長】HAC便は札幌の人に乗ってもらうためのPRするでしょ。同時にANA便に乗る人も増やさなきゃならない。特に乗継便利用をうまく展開する。というのが基本かな。

【みわ】具体的にどのくらいの人数になるんですか?

【町長】HACの飛行機はATR-42と言いまして、48人乗りです。

日に4便ということは365日で70000席あるのですが、まあ搭乗率60パーセントとしても42000人必要でしょ。

札幌便はANA便でも110000人ぐらい乗っているのですが、あの機材は78人乗りで平均搭乗率65パーセントぐらいだから。

5便全体隻数が60パーセントの目標にすれば、145000人なので、最低でもプラス35000人かな、最低で。

【みわ】簡単に目標決めて大丈夫ですか。35000人。

【町長】一つの目安ですね、搭乗率60%は。目標あったほうがわかりやすいでしょ。

担当者はそれじゃ足らないと思うかもしれないし、それに向かって方策を検討して努力するのは当然ですね。

【みわ】嬉しいことばかりじゃなくってやらなきゃならないことも多いということですね。

ちなみに、競争路線ができると価格にもそれが表れるというとにはならないのでしょうか。

【町長】あーそれは今の段階ではわかりませんね。詳しい発表をお待ちください。

【みわ】楽しみにしてます。それと、西村町長は飛行機に乗って旅行予定だと前に言ってましたが、実現したんでしょうか。

【町長】あれはね、台風直撃ですべておじゃん。

【みわ】えーせっかくの旅行、奥さんがっかりしてませんでした?

【町長】そうですね、楽しみにしてたし、職場には休むと言ってて出てくと嫌がられるかもしれないので、2泊3日の道内小旅行に変更しました。

【みわ】どちらまで。

【町長】普段行けそうもないところというかあまり行かないところへ。

まず、北見のハスの池へ。

【みわ】ハスってレンコンのハスですか。

あるんですねぇ。よく見つけましたね。咲いてました?

【町長】咲いてた、白っぽいピンクっぽいふわっとした花が、見てる最中に電話があって、親せきの不幸のお知らせ。

【みわ】笑っちゃ失礼ですが、タイミングいいですねぇ。手を合わせやすい。

【町長】そこんとこ無料なんだけと結構人が来るんだよね。

入場料あっても不思議じゃないけど、趣味でやっているような気がしないでもない。

【みわ】次はどちらへ。

【町長】遠軽の道の駅よって、紋別抜けて興部の道の駅まで行って、また紋別へ戻って泊り。

【みわ】噂の実父ラインは乗らなかったんですか。

【町長】残念ながら乗りませんでした。

【みわ】紋別はカニのツメの前で写真撮りました?

【町長】あっよく知ってるねぇ。撮った。

【みわ】紋別の名所といえばあそこでしょ、ズアイガニのでっかいツメ。

【町長】あんまりほめてないかな。

【みわ】何かおいしいもの食べましたか。

【町長】紹介された居酒屋というか海鮮料理屋に行ったけど、普通でしたね。

【みわ】高級なところ行ってくださいよぉ。

【町長】今思えばそう思う。で、翌日は紋別から滝ノ上通って剣淵の道の駅へ。

【みわ】なんか面白いとこありましたか。

【町長】今んとこないかな。でもね一般道を走っているといろいろな風景があって面白い。

剣淵でタンポポのはちみつを買った。

【みわ】なんですかそれ。

【町長】ミツバチが花から蜜を取るじゃない、花のによって味が違うんだよね。北海道ではシナとかアカシアがおいしいとされてます。

【みわ】そばなんで健康にいいと言われてますが。

【町長】健康にはいいのかもしれないけど、はっきり言って味はいまいちだよね。

そばを普通に食べりゃいい。で、そのあとは和寒抜けて幌加内でそばを食す。

【みわ】なるほど、そばつながり、幌加内そば、有名ですよね。

【町長】一面のそば畑でねさすが北海道一って感じでした。

【みわ】そばの味はいかがでした。

【町長】そばってさ、普段食べなれてる味に洗脳されやすいんだよね。

【みわ】それって、中標津のソバの方がおいしい、幌加内のそばはいまいちだったと、いうことですね。

【町長】そういうことを言ってるんじゃなくって、慣れやなじみの話をしてるんだよね。

どんな立派なホテルよりも自分ちの枕がいいとかさ。

【みわ】幌加内の枕はペラペラで、寝づらいと。

【町長】僕は言ってませんからね、どうしてもそっちに持っていきたければ好きにしてください。確かに、紹介された一押しの店は混んでるらしいと言ってたので別の店に入りました。

【みわ】白状しましたね。

【町長】してないからね。そのあとは北竜の道の駅によってアイス食べて。

あそこの道の駅ってさ、でっかい竜が2匹門になってて、忘れにくい。

【みわ】なんか、その言い方も少し刺さりますねぇ。

【町長】少し気になっただけですぅ。

【みわ】見てみたい気もする。それから。

【町長】余りにも暑くて、少し飽きちゃって、まっすぐ北広島まで直行。

【みわ】おっ、 エスコンフィールドですか。

【町長】いえ、アウトレットへ。

【みわ】なんと、西村町長らしくない。

【町長】いいの、こんなもんだよ、かみさんも行きたがってたし。

【みわ】そうするとコストコも?

【町長】もちろん、それは翌日。

【みわ】割りと、何と言いますか、普通というか、庶民的というか、ありきたりというか。

実行しようとしてた、飛行機乗り継ぎの旅はいつ実行されるのでしょうか。

【町長】まだ決めてないけど、なるべく体力のあるうちにとは思ってます。

【みわ】どんな行程でしたっけ。

【町長】中標津9時半発で、千歳行って、函館行って、羽田行って、福岡行って、那覇行って、夜の8時半に石垣まで、6便乗り継ぎの旅。

【みわ】すごい計画ですね、奥さん嫌がりません?

【町長】割と嫌がんないねぇ。

【みわ】いい奥さんですねぇ、付き合いがいいというか辛抱強い。

【町長】面白いと思うんだけど。


西村中標津町長をお迎えして、

町政などの真面目なお話から、

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ざっくばらんにお話を伺います。

毎月第1月曜日12時台本放送、翌火曜日7時台に再放送