2023.11.22
仕事人が行く!みち最前線 ~ 路面状況の変化に要注意
一言で「冬道」と言ってもいろいろな路面状況があります。
雪が踏み固まれた圧雪路面や氷のようになったアイスバーン路面
初冬期(11月下旬頃)に多いのはブラックアイスバーンです。
北国に住むドライバーは、その路面状況に合わせた運転テクニックが必要です
教習所なでで雪道運転講習会なでも行っております、転勤などで初めて中標津に来たという方は受けてみてください。
車の中には、タイヤチェーン、防寒具、毛布、使い捨てカイロ、スノーヘルパー、非常用の水や食料、スコップ、軍手、発煙筒、懐中電灯、停止表示板、ブースターケーブル、牽引用ロープなど用意しておくと安心です。
その他、燃料の確認や車についている牽引フックの場所の確認もしておいてください。
出かける前は最新の気象状況の確認も重要です
万が一外出先で車が立ち往生してしまったら
まずは、車から離れない。
避難できる場所や救助を求められる人が、確実に確認できる場合以外は、車を離れてはいけません。
不用意に車を離れると吹雪の中で自分を見失い遭難する場合があります。
救助を求めるときは警察・消防・ロードサービス(JAF)に救助を依頼してください。
できるだけ自分のいる位置を正確に伝えてください。
国道や道道には位置を示す標識等があります、また近くの大きな建物や目印になるものを伝えてください。
停車の際は、なるべく車が目立つようにハザードランプを点滅させると、同時に停止表示板や発煙筒で停止していることを他車にわかるようにします。
救助をまつ間は
あらゆる防寒具を利用して体温の保温につとめ、低体温症や凍傷及び排ガスによる一酸化炭素中毒にならないように注意しましょう。
救助までに長時間を要する場合があるため、燃料切れや、バッテリーが上がらない様に注意し、エンジンを時々付けて、車内を暖めましょう。
待っている間、排気口が雪に埋もれると、車内に排気ガスが逆流して、一酸化炭素中毒になる場合がありますので、マフラー付近が埋まらないように定期的に除雪し、窓を少しだけ開け換気を行ってください。
除雪が追いつかない場合は、エンジンを切り、むやみに車外に出ず、救助を待ちましょう。
【出演】
上杉 亮真
(山洋建設株式会社 工事課管理係)
安達 儀樹
(山洋建設株式会社 管理課管理係)
【提供】
㈱上田組
尾田建設㈱
小針土建㈱
三友舗道㈱
山洋建設㈱
釧根開発㈱
高玉建設工業㈱
寺井建設㈱
中村興業㈱
㈱別海
「仕事人が行く!みち最前線」
毎月第4水曜日12時台on-air中