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  1. 都市マスタープラン

都市マスタープラン

今月は都市マスタープランについて 

 

 

 

町長の逸品

 

中標津町の歴史を調べると、「開拓の鍬が入ったのは1911年(明治44年)乾定三郎と団長とする徳静団体が俵橋に移住した時から歴史が始まった」とあり、

その次に上がる人物は、「養老牛温泉。西村武重が温泉開発に乗り出した1916年(大正5年)に初めて足を踏み入れた時・・・」とある(中標津町五十年史より抜粋)

現中標津町長 西村穣氏の祖父。

西村武重:1892年(明治25年)香川に生まれ、4歳で父と共に札幌に移住。

1916年(大正5年)に養老牛温泉踏破。永年ヒグマ撃ちを経験。

1972(昭和47年)勲六等単光旭日章授与。1983年(昭和58年)死去。

著書:「ヒグマとの戦い」「北海の狩猟者」「秘境知床原野とヤマベ」「養老牛の今昔」

今回、1971年に初版された「ヒグマとの戦い」が再編集し出版されました。

 

この番組で紹介後、ファンの方からコメントが届きました。

 

今朝の放送で、西村武重さんの作品についてのお話しがありました。 

私は西村竹重さんの書籍が好きで、図書館に通っては、何度も何度も同じ書籍を繰り返し借りるほど引き込まれていました。 興味のある作品は、発刊当時の書籍そのものを、自分の手元に置きたいと10年以上前になりますが、古書検索やAmazonなどを使い、貴重な書籍4冊を購入しました。

 

【ヒグマとの戦い】だけがなかなか見つけられずにいた頃、幸運にも、仕事を通じて、西村武重氏の息子さんである、西村如矢氏と話す機会がありました。

山を案内してもらったり、アドバイスをしていただいたのですが、その時、西村武重さんの書籍が好きで、その貴重な作品を探しては購入していること、

ヒグマとの戦いだけがなかなか見つけられないということ、貸し出し中なのか、そもそも所蔵していないのかも分からず、図書館でも見たことがなく、古書店でも見つけられないという状況を話し、まだ作品の内容すら知らないことなどを話しました。

お昼になり、西村さんは自宅に戻ったのですが、昼休みを終えて戻ってきた時、わざわざ家から【ヒグマとの戦い】を持ってきてくれて、直接私に貸してくれたんです。 その優しさと気遣いに触れ、感動してしまいました。 貴重なものなので、本を傷めたり汚したりしないように慎重に扱いながら、読み終えた後はすぐにお返ししました。

 

西村如矢さんは、その当時、たしか80歳前後だったと記憶していますが、山を歩くスピードが非常に早く、年齢を感じさせないその早さに驚いたことを今でも思い出します。 この、仕事を通じての幸運の出会い、お話しできたこと、貴重な書籍を、私のような得体の知れない若造に快く貸してくれたこと、

一期一会、あの出会いに感謝していますし、いまも大切な思い出として残っています。 所有している作品、久しぶりに読み返してみようと思います。

 

また、再出版の【ヒグマとの戦い】も注文しました。 復刊では、西村穣氏のコメントも記載されているとのことなので、到着が楽しみです。 より多くの方が、ヒグマとの戦いを直接手に取り、もしくは電子版などを利用して、この一冊の素晴らしさを感じてほしいと願っています。(RNインベスター)

 

本を開くと、中標津の太古の風景が蘇ってきます。原生林の中を縦横無尽に駆け巡る姿。疲れを知らないタフな肉体と精神力。

狩猟をする男たちの熱い思い、自分の家畜や大切な仲間や失った悲しみや悔しさ。仇と取るべく熊との戦い。そして、熊も狩猟動物である。狩猟家と熊との鬩ぎあいが克明に記された作品。今を生きる私たちが忘れてかけていた、ヒューマンスピリットがここにある!(橋本美和)

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