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  1. 特殊詐欺被害の防止と110番の正しい利用について

特殊詐欺被害の防止と110番の正しい利用について

●特殊詐欺被害が後を絶ちません。昨年の被害総額は7億6千万円以上。

特殊詐欺事件発生状況(202012月末暫定値)
2020年 2019年 増減
特殊詐欺 認知件数(件) 183 160 23
被害総額(円) 493,409,231 416,505,038 76,904,193
(北海道警察HPより)
犯人の手口を知り、被害を防止しましょう。 
実際に犯人からかかってきた電話の音声です。

・家族がケガをした・何か失敗をした・アダルトサイトの動画視聴料金、

出会い系サイトの利用料金等未払いがあるなど、

請求書が家に届くと困るなどの不安をあおり、

誰にも相談させないような心理状態に追い込んでいきます。

だましのキーワードがあります。

「電話番号が変わった」「風邪でのどの調子が悪い」

「あなたの銀行口座が詐欺に使われているのでキャッシュカードをお借りする。

暗証番号も教えてください」

「コンビニで電子マネーを購入してください」など。

これは、間違いなく詐欺ですので警察に相談してください。

 

●警察への通行が2通りあるのをご存知でしょうか? 110番正しい利用

皆さんもよくご存じの110番

これは緊急の事件・事故があったとき警察官がいち早く臨場させるためのダイヤルです。

・けんかをしているのを目撃したり、人の悲鳴を聞いたとき

・刃物などの凶器を持っている人を目撃したとき

・不審な人や車を目撃したとき

・空き巣・ひったくりなどの盗難被害にあったとき

・倒れている人や迷子などをみたとき

・交通事故に遭ったときなど

 

つづいて #9110 

こちらは、先ほどの特殊詐欺やストーカーやDV、悪質商法被害、

いやがらせ、いたずら電話、架空請求などの困りごとは#9110へお願いします。

事件事故は110番。

相談事は#9110番へお願いします。

<出演>

飛田強警部補(北海道警察釧路方面中標津警察署)