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  1. 中標津論 ~ パソコンについて

中標津論 ~ パソコンについて

【みわ】今日はどのようなお話でしょうか。

【町長】今日はパソコンについて

【みわ】仕事をする上ではなくてはならない道具ですが、今更という感じもしますが。

【町長】そう、今更なのですが、文書を作ったりする上でワープロ的な機能は便利です。表を作ったりグラフにしたり、保存したり、送ったり、写真の整理など、大変便利です。

が、しかし一方で、紙がなかなかなくならない。

【みわ】そういうことですね。作ったり書いたりという作業では紙の無駄は相当なくなりましたが、使う段になれば相変わらず紙が主流。

なぜなんでしょうね。

【町長】みわさん放送でお話しするときって紙使わずに画面見てお話することってある?

【みわ】パソコンに直接メールが入ってくるときはそれを読むことがありますが、資料は紙ですね。

【町長】その資料ってさ、新聞のコピーだったりすることはあるだろうけど、もとはパソコンに入ってない?

【みわ】ありますねぇ確かに。

【町長】育ちが紙ベースだから、なかなか抜けきらない。キンドルで本読んだりします?

【みわ】はい、よく読んでいます。町長は?

【町長】僕はしない、本は買って本を読む。

タブレット使って途中で電池なくなるの嫌だもの。

【みわ】タブレットの中には何十冊、いや無限ともいえる本がありますよ。

家の中にたまる本に嫌気がしてません?それを見て満足してません?

【町長】ドキッとすること言わないでよ。タブレットって古本ないんじゃない?紙だと古本で安く買える。

【みわ】理屈ではありますが、タブレットは映画も見れますよ、出張の飛行機の中とか、便利じゃありません?

【町長】それは思うこととはあるけど、飛行機の中は本がいい。

でもね、私の娘はキンドル使ってるね。電車の中で若者が、スマホでマンガ読んでたりさぁ。

世代が変わるとそういう世の中になると思う。

【みわ】学校でもタブレット配りましたし、その子たちがそういう使い方する時代が来るのではないかと思います。

【町長】統計を見ると、コミック以外の雑誌や文庫などは3割以上減ってます。児童書は割と検討。電子書籍はコミック中心に4倍くらいかな。

世代差はあると思うけど、ますますそういう傾向になりつつあるのではないでしょうか。

【みわ】なるほど、役場の中ではパソコンは当然でしょうけど、紙を減らすということでは議会でタブレットを使おうという動きはないのでしょうか。

【町長】ないわけではありませんが、なかなか、ですね。

【みわ】なんか含みのあるような。

町長の年代の方やさらに上の方も多いということでしょうか。

【町長】それもあるかな。慣れですけどね。えいやっとやってしまって後は頑張って慣れる。

何時かは、議会でタブレットが普通になる日が来ると思います。

【みわ】そういえば、学校に配布したタブレットの活用状況はいかがですか?

【町長】鋭意努力中、まぁじわじわと浸透中かな。これもすぐに遅れも差もなくなっていくね。そういう時代になりますね。

【みわ】確かに紙が少なくなる時代にどんどんなりますが、一方で、紙の大切さもあると思うのですが、書くという作業の大切さ、特に日本は漢字文化ですので書けるということも必要性があると思いますが。

【町長】そうだね、書道なんか美しいじゃない。もともと書くということは筆を使っていたのだから、どんどん芸術の世界へ行ってしまうのでしょうかね、絵画と同じになっちゃう。

【みわ】なんか違和感ありますね。字って生活じゃないですか、パソコン上なのがすべてになって、紙に書くと特別なものっていうのは。

【町長】極端だと思いますが、でもね、いつも言ってる年賀状裏表印刷、あれっていかがなものかと、字は本人を想像させるんだよ、それが薄れていくのは何ともね。

【みわ】作っちゃいますか、年賀状自筆条例とか、個人的な年賀状は1枚につき必ず自筆で一言書き加えなきゃいけない、とか。

【町長】いいですね、それ。エイプリルフール向け。

【みわ】町長が初めてパソコンを使ったのは何時頃ですか。

【町長】たぶん1997年ころだと思う、新規の事業が入ってそこで必要になって使うようになった。すごく高かった記憶がある。

それまでワープロだったから、えいやって感じ。

【みわ】すぐに使えましたか。

【町長】ワープロ機能はひたすら覚えたね、当時は一太郎でしたね。ワードというのもあったけどね。わが役場ですが、ワープロは親指シフトというのを推奨してまして、パソコンになるときにローマ字シフトっていうんでしたっけ、紆余曲折ありましたねぇ。3.5インチフロッピーとか5インチフロッピーとか使ってた記憶あります。

今ではハードディスクの容量大きくなったので使いませんね。持ち歩くのもUSBメモリーですし。

【みわ】なつかしいですね。さすがにもうフロッピーディスクは使われない。

【町長】容量1メガない、今は写真1枚で1メガ普通に超える。ギガの世界なのに、なぜか売ってます。生産は終了しているようですが、調べると国へのいろんな申請が電子媒体磁気ディスクとなっているのが残っているようです。

【みわ】なんでまた、そんな時代が止まっているような。

【町長】そこで、河野太郎大臣が奮闘しているようです。

電子媒体による申請は紙の代わりですよね、これからはオンライン申請。私もしたことありますが、オンラインで契約して紙は使わないというのが普通になりつつあります。

印紙代もかかんないんだよね。

【みわ】えっ、印紙代かかんないんですか。

【町長】今のとこの見解ではそのようになってます。

【みわ】印鑑どうするんですか?

【町長】印鑑みたいなしるしを作って押してメールするんだね。

【みわ】町長なかなか進んでますね。

【町長】たまたま。世の中では当たり前なのかもしれない。早いし、記録も残せるしね。

でも、ハッキングとかセキュリティーしっかりしてないと危ない感じもするけどね。

お金はネット上ではなくって、銀行に振り込まれるのだけれど、ネット上での買い物はネット上で決済するから。事故になったことはないけど、一抹の不安はあります。

【みわ】町長がパソコン使い始めた頃ってネット環境はどうだったのですか?

【町長】どうだったかなぁ、自宅にもパソコンあってウインドウズの95でしたね、その頃は子供たちが盛んにゲームしてました。ISDNよ、当時。で、ADSLになって光。

ISDNからADSLになったときは目から鱗的な速さだったのを覚えてる。

パソコンはいきなり2000になってXP、7,10と。

ネット始めたのは2000になってからのような気がする、オークションとか。

メールのやり取り始めたのは職場でからかなぁ。

【みわ】今でこそ当たり前ですが、変化の時代にいたんですねぇ、真っただ中。

町長の若い頃って、回す電話だったんですよね。

【町長】ダイヤル電話ね、初めて家に電話が付いたのは10歳ぐらいだったような気がする。

【みわ】えーそんな時代だったんですか。

それまでは遠くに連絡するときは狼煙上げてたとか。

【町長】石器時代じゃないからね。それまでは養老牛の郵便局にところに電話ボックスがあって、交換通して相手を呼び出す。遠いとつながるのに時間かかってね。料金は途中で交換からお金入れてって言われて、入れるんですね。コインの音で判断してたような気がする。

【みわ】すんごい時代に生きてたんですねぇ。

【町長】夜中に電報も着てた、古い映画であるじゃない、チチキトクスグカエレ、見たいな。

【みわ】今の電報は冠婚葬祭しかないですよね。

【町長】そうでしょうねぇ、古い時代の話ですよ。

【みわ】そういう移り変わりの激しい時代を生きてきたというのはなんかうらやましい感じがします。

【町長】まあ、明治から昭和にかけては世の中大きく変わったからねぇ。戦争もあったし。

平成の時代に大きく変わったものって何?

【みわ】やはりIT技術の進化ですよ、きっと携帯電話やパソコンじゃないでしょうか。

【町長】デジタル的に世の中便利になった。昭和以前はアナログ的に便利になった。